2001年 1月

  1. ほかの会社から内定が決まったという事由で、契約の期間中の従業員が退職の意思を示しました。この場合は、どうしたらいいのでしょうか。

    期間の定めがある契約、つまり有期労働契約は、契約期間中は使用者も労働者も契約を土中で解除することは不可能です。従業員の方から途中でやめることが可能である場合は、下記のような自由に限られています。1.一方に履行遅滞が発生したとき2.や…

  2. 従業員に、退職勧誘の形で解雇をしましたが、その従業員は後で失業手当の手続きの時に自己退職ではなく解雇として申告したそうです。どうしたらいいのでしょうか。

    離職者がもらう失業給付は、その離職の理由によって大幅な差がでます。自己都合が離職理由となっている時、…

  3. 懲戒解雇をされて従業員から退職金の支払いの請求が来ました。その根拠として、「就業規則に、懲戒解雇による退職支給不要などの項目はない」ということを挙げたのですが、もともと懲戒解雇をされたら、退職金の支払いは必要なくなるのではないでしょうか。詳しく教えて下さい。

    退職金の支払いは必ずしも必要とされるものではありません。これに制限を与えるのが他ならぬ職業規則で、就…

  4. 従業員が飲酒運転の事故を起こしました。就業規則の懲戒解雇事由にも挙げられていた事由になりますが、そのまま懲戒解雇をすることはできるのでしょうか。

    就業規則で定める解雇の事由は会社の裁量に左右されますが、労働契約法16条の「「解雇は、客観的に合理的…

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